【はじめに】
このシナリオは探索者1人向けにつくられている。
オリジナル要素を含んでいる。
戦闘あり。
推定プレイ時間(ボイセ):1~2時間
推奨技能:戦闘技能、図書館


【シナリオの概略】
ゾンビウィルスで滅亡しそうな日本を救おう~!
「抗体持ち囲い厨で~す☆」by総裁


【注意事項】
日本が半壊滅状態から始まることや、探索者が事故で3年も意識不明だったり、ちょっと特殊な設定なので継続より新規PCを作ってもらった方がいいかもです。
継続がいいなら、このシナリオだけアナザーワールド的な扱いでもいいと思います!


【導入】
探索者は目覚めると、白い部屋にいる。
身体には点滴などの医療器具がついており、ベッドの上で寝ている状態だ。
ここがどこなのか、なぜこの状況なのかは思い出せないが<アイデア>に成功すれば自分がみた最後の記憶は車にひかれるシーンだということを思い出す。服は病院着のようなものを着ている。
ベッドから起き上がり、部屋を探索すると真っ白な部屋に扉が二つ。
一つは簡素な扉で、開けるとシャワーとトイレがある。
もう一つの扉は頑丈な自動扉のようだが、探索者が開けようとしても開かない。
一見病室のようだが窓ひとつなく閉鎖的である。部屋の家具はベッドと机だけしかない。


しばらくすると、注射器を持つ防護服にガスマスクのようなものをつけた人物が自動扉をあけて入ろうとしてくるが、探索者を見ると、ひどく驚きすぐ扉を閉めてしまう。
そして、すぐに部屋からシューッという音が聞こえる。ここで<薬学>に成功すると、これが睡眠ガスのようなものであることが分かる。

探索者はまた眠りについてしまう。


【手紙】
探索者が目覚めると、医療器具のようなものは全て取り外されている。
机の上には、冷えた食事と手紙が一枚。

「今、あなたは状況がつかめず困惑されていると思います。
あなたが事故にあい昏睡状態であったこの3年で日本は大変な危機に陥ってしまいました。
新型のウィルスが蔓延し、日本人のほとんどが感染してしまいました。
あなたは、現在の日本で数少ない未感染者であり、守らなければならない存在です。
ウィルスついては、ほとんど解明されていない状態で、恐らく空気感染であるということだけしか判明しておりません。
なので、私たちもあなたを守るため、あなたとの接触をできるだけ避けたいと思います。
日に2度、食事を運びますが、会話や接触はできません。
これはあなたのためなのです。」


【トイレ・シャワールーム】
手紙を読み終わった後、探索者がトイレやシャワールームに入ると、男の声が聞こえる。

「おい!お前、防護服を着ていない!ここのやつらじゃないな!?」

声は壁の下の方から聞こえてきており、調べると小さな穴が開いている。
そこから誰かが覗くようにしてこっちを見ている。
探索者が、何らかの反応をすると彼は陽気で友好的に話をしてくれる。

「俺は、伊藤 敦っていうんだ。ここに1年前から閉じ込められてる。
まあ閉じ込められてるって言っても自分の意思でここに来たんだがな。
あいつらに騙されたんだよ。何が3食昼寝付きだ。2食しか出ねえじゃねえか!
自由なんてひとつもねえ!俺は自由が好きなんだよ!
出せって行ってもあいつら出してくれねえし、自分の力で脱出しようと思ってな。
フォークで壁を掘ってたんだが、俺みたいに閉じ込められているやつがいるなんてな。」

Q.ここはどこ?
A.ここは、あのゾンビウィルスかなんだかの対抗策研究所らしいぞ。
俺は、ウィルスの抗体の持ち主らしくてな、抗体を持ってる人間はかなり稀で貴重らしいんだよ。
実際、俺はここに来る前は浮浪者だったんだがあのゾンビたちのようにはならなかった。
まあ、ゾンビたちから逃げるのも疲れてた頃に、ここのやつらにスカウトされてここに来たってわけだ!
Q.ゾンビウィルスって?
A.お前、知らないのか…?2年ほど前から、急に流行りだした新型ウィルスだ。
空気感染で、それに感染しちまうとゾンビのようになって街を徘徊して人を襲うんだ。
空気感染以外にもそいつらに噛まれたら、ゾンビになっちまう。
Q.今は何年何月何日?
A.探索者が記憶を失った年から3年が経過しています。日にちはKPにお任せします。


一通り探索者が質問を終えると、伊藤は「ここはなんだか怪しい。一緒に協力して逃げないか?」と持ちかけてきます。
これに肯定的な返答をすると「所員がカードキーを持ってるはずだ。俺は一度暴れて警戒されてるんだ。お前奪ってくれないか?」と提案してくる。


もし、探索者がしばらくしても脱走しそうにない場合は、所員が「お前は用済みだ」と言って銃で撃とうとしてくることにしましょう。


【脱走】
所員が食事を運んできた隙を狙って攻撃し倒せば、所員のポケットからカードキーと「琥珀の蛇教団 教義」という冊子をゲットできます。
所内の全ての扉は、カードキーを差し込まなければ開きません。

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<所員>
SANチェック
1/1D8
STR10 CON9 SIZ12 DEX8 
耐久力11
DB 0
拳 70%-10%の補正 = 60%
拳銃 40%-10%の補正 = 30%
装甲 なし
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所員のデータはめんどくさいので、使いまわします!すみません!
難易度をあげたい場合は、各部屋にいる所員の中にヘビ人間を散らばせておくといいかも!


「琥珀の蛇教団 教義」には琥珀の蛇教団についてと、研究所内の見取り図が最後のページに書かれています。
<map>
保存して使ってください。


所員の服を着て脱走すれば、ほぼバレずに研究所内を探索できますが防護服は一着しかありません。
さらに防護服を着ていると身体を使う技能全て-10%の補正がかかります。
ここの所員は総裁以外は、全員が防護服とガスマスクをつけているため、一見誰だか分からないためです。
ただし、防護服を着てなかったり、怪しい行動をとったりして脱走者だと気付かれれば攻撃orシステム監視室に行って所内にブザーで知らせるという行為をとります。
ブザーで知らされると、所員は武器を手にすることになります。


ここで伊藤を助けるかどうかの分岐点になります。
伊藤を助けると伊藤は喜びます。

もし、探索者が所内を探索した後、伊藤を助けようとした場合は伊藤はすでに殺されています。


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<伊藤 敦>
STR16 CON18 SIZ14 APP14
POW11 DEX12 INT9 EDU11
MP 11
耐久力 16
DB +1D4

目星 72%
図書館 70%
武道(空手) 50%
操縦(航空機) 86%
他の言語(英語) 40%
芸術(美術) 48%
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伊藤は情報が出てくるまで自分からは言いませんが、金持ちの家の息子で操縦(航空機)技能を持っています。
伊藤が生きてるかどうかはラストの脱出時に関係してきます。

もし、探索者が速攻で総裁室に行こうとしたら、それとなく止めましょう!


【琥珀の蛇教団について】
教義を読むと下記のことが分かる。

・目的
人類を滅ぼし、地下都市への帰還と地上の奪還。イグの復活。

・教義
ヘビ人間の血筋のものだけが入団できる。
魔術と科学の融合の教え。

・歴史
この教団は古代から存在しており、かつては地上を支配していたが人類の誕生により地下都市へと追いやられた。
さらに地下都市も壊滅し、ヘビ人間は各地に散り散りになり、人間に化けて暮らしていた。
ヘビ人間の血筋を色濃く受けついだ総裁である「川上 瑞己」は魔術と科学を利用した新ウィルスの発明により、人類をゾンビ化させ人類滅亡の計画を遂行している。
また、<<抗体ワクチン>>や<<死体の粉の創造>>による政界人との取引で地下都市復興の計画も進めている。

・神について
この教団が信仰している神は「イグ」である。


【倉庫】
ここには、探索者が欲しいものが<幸運>に成功すればあったことにしてよいでしょう。
また<目星>に成功すれば拳銃が何丁かおいてあることが分かります。


【EV】
ここは、エレベーターです。地上47階だということが分かります。あと扉がとても頑丈だということも分かります。
エレベーターにもカードキーを差し込む必要がありますが、倒した所員のカードキーを差しても『マスターキーが必要です』とエラーメッセ―がでて開きません。


【システム監査室】
ここは、全てのシステムを制御しています。制御には、全部屋のロック解除や自爆装置などがあります。
しかし、ここでシステムをさわるためにはパスワードが必要です。
パスワードは総裁室にあります。
なんで自爆装置がついてるの?とか、そんな細かいこと気にしちゃだめだぞ☆


【ウィルス培養室・サンプル保管庫】
☆ウィルス培養室
ビーカーやフラスコ、顕微鏡などが置かれている。
<目星>に成功すると、Zウィルスと書かれた粉の入った瓶を見つける。

☆サンプル保管庫
この部屋は温度が低く、温度計には-20℃と設定されている。
様々なサンプルが置いてあり、<目星>に成功すると赤い液体の入った瓶が2本見つける。
その瓶には、それぞれ伊藤敦と書かれたラベルと探索者の名前が書かれたラベルが貼られている。


【薬剤室】
ここには様々な薬品や注射器がおいてあります。
<目星>に成功、もしくは薬品名で探すと<<抗体ワクチン>>とラベルの貼られた液体の入った瓶と<<ストロファンツス・プレウシー>>という粉が入った瓶と<<解毒剤>>とラベルの貼られた液体の入った瓶が見つかる。
探索者が<博物学>ロールに成功すればストロファンツス・プレウシーとは熱帯のつる性植物ということだと分かる。


【研究執務室】
この部屋はパソコンが数台と印刷機が置いてあり、ここには所員が1人パソコンを触っている。
パソコンを<図書館>もしくは<コンピュータ>技能で調べるか、検索ワードを指定して調べれば技能はいらずにと下記のことが分かる。

・Zウィルスについて
人類に効果的なゾンビウィルス。攻撃的になり周りにいる全てのものを攻撃する、身体もゆっくりと腐敗していく。
空気感染・経口感染・血液感染などあらゆる経路で感染する。
抗体を持っている人間は、0.000008%である
ヘビ人間に効果はないが、ヘビ人間の血が薄いものには効果がでてしまう。
さらにZウィルスを作るための詳細なデータが書かれている。これは<薬学>を持っている探索者なら理解できてよい。

・抗体ワクチンについて
抗体を持っている人間の血液から作り出したものである。
ゾンビになりたての人間であれば抗体ワクチンを打てば元の人間に戻る。
恐らく、人間の現在の科学力では抗体ワクチンを作り出すのには詳細なデータがなければかなりの時間が必要だろう。
さらに抗体ワクチンを作るための詳細なデータが書かれている。これは<薬学>を持っている探索者なら理解できてよい。

・死の粉の創造について(ルルブp259)
ゾンビが越えることのできないバリアを作り出す。
この粉を作るためには、ゾンビの内臓と呪文の使い手の肉片を30グラム(自分自身でかじりとったものでなければならない)と、ストロファンツス・プレウシーの花びらを乾燥させて粉にしたものが必要である。
それらを一緒に混ぜ合わせ詠唱を行う。詠唱についても書かれている。粉を洗い流さない限り効果は持続する。2MP必要。

---ポイント--------------------
本当は死の粉の創造については、数時間必要ですがこのシナリオでは時間はかからないことにします。
これは、伊藤が死んでる場合のクリアへいくための補助的な方法になります。


【生体実験室】
この部屋は手術室のようになっており、2人の所員と手術台の上に寝ているゾンビがいます。
所員と戦闘するなら終了したあと、ゾンビを調べると目を覚まし起き上がりさらに戦闘になります。

<ゾンビ>ルルブp232
SANチェック
1/1D8
STR15 CON15 SIZ13 POW1 DEX7 
耐久力14
DB +1D4
噛みつき 30% 1D3
大きな棍棒 25% 1D8+1+DB
装甲 なし。貫通武器は1ポイントのダメ―ジのみ、その他全ての武器はダメージ半減。


このゾンビを生け捕りにし、<<抗体ワクチン>>を注射器で注入するとゾンビ化が止まり徐々に落ち着いていくことが分かる。
また探索者がここにくるまでに<<死体の粉の創造>>を自分の身体につけていれば、ゾンビは襲ってこないことが分かる。

ゾンビを倒して、この部屋を調べると他にも開腹されて死んでいるゾンビがいる。


【宿泊室】
2部屋ありますが、1つの部屋は調べても何もありません。
もう1つの部屋は所員が2人寝ています。
気付かれずに部屋を調べるためには<忍び歩き>や<隠れる>などの技能が必要でしょう。

部屋で<目星>に成功すると所員の日記が見つかります。


【日記】
○月×日
本当に大変なことになった。
まさか映画で起きていたようなゾンビだらけの世界になるとは。
これからどうなってしまうのだろう。

○月×日
もうだめだ。
色々なところで暴動が起きている。
当たり前だ。生き残れるのだろうか。

○月×日
母さんがゾンビにやられた…。
死ぬ直前「お前は、ヘビ人間の血筋を受け継いでいる。『琥珀の蛇教団』に行きなさい。助かるかもしれない。」と言った。
ヘビ人間とはなんなんだ…?

○月×日
わらにもすがる思いで教団に辿り着いた。
こんな都会の高層ビルの一室に教団なんてものがあるとは…。
俺はヘリの操縦免許を持っていると総裁に伝えると気に入られここに置いてもらえることになった。

○月×日
日本が終わっているさまをここでじっと眺めている、さらにそれに加担している。
死ぬのが怖いからと言って、こんなことをしていていいのだろうか?
正直、自分がヘビ人間だなんて実感がない。
人間として育ったのに。


<資料イメージ作ってみました~!よかったらどうぞ!>
保存して使ってください。

---ポイント--------------------
この情報を手に入れた後、この所員を<説得>や<言いくるめ>で仲間に引き入れてもいいです。
寝ているどちらかがこの日記を書いたため、どっちの所員かはKPにお任せします。
伊藤が死んでいる場合のヘリでの脱出ルートはこの所員が要になるかもしれません。
この所員は、システム監査室のパスワードは知りません。
また、ヘリの情報を伊藤に話すと伊藤は「おれヘリの操作できるぜ!」と言ってきます。

【資料室】
この部屋には、資料棚がありたくさんの資料が置かれている。ここには所員が1人調べものをしている。
<図書館>技能に成功すると下記の資料が見つかる。

・新聞
「脅威のゾンビウィルス!」の見出しの新聞記事
→日本全域に新型のウィルスが現れ、次々と攻撃的な性格になる!!
「抗体の持ち主見つかる!」
→抗体の持ち主が発見される!探索者の名前が記載されている。
抗体が作られるのも時間の問題か??
「抗体持ち主、行方不明に!!」
→抗体の持ち主、行方不明になる。誘拐か?
院長責任問題!なぜか蛇の死骸が病室で見つかる。

<資料イメージ作ってみました~!よかったらどうぞ!>
保存して使ってください。


・妖蛆の秘密(ルルブp106)
ラテン語で書かれている。
理解するために平均48週間必要。
正直読む必要はない!あるよ~ってだけです!


【総裁室】
この部屋に入ると大きな魔方陣の前で、完全なヘビ人間が何か詠唱している。その奥には机がある。
ヘビ人間は、探索者に気付くと詠唱をやめ「逃げたのか?下劣な哺乳類が。八つ裂きにしてくれるわ!」と言って襲ってきます。
こいつは探索者が防護服を着ていても逃げた人間だとすぐ気づきます。

<ヘビ人間>マレウスp104
SANチェック
0/1D6
STR10 CON10 SIZ10 POW13 DEX13 
耐久力10
DB 0
噛みつき 30% 1D8+毒(POT10)
装甲 1ポイントのうろこ


倒してもいいし、攻撃をよけながら奥の机の引き出しを調べてもいい。
奥の引き出しにはEVのマスターキーとヘリの鍵が入っている。

もし、ヘビ人間に毒攻撃をくらった場合は即座に薬剤室で手に入れた<<解毒剤>>を打てば助かる。

ヘビ人間を倒した場合は、ヘビ人間のローブからシステム監視室のパスワードが書かれたメモが見つかる。
パスワードは「hebi-teikoku」です。

探索者がパスワードを手に入れた後、<聞き耳>成功すると最後の力を振り絞ってヘビ人間が呪文をつぶやきます。

ヘビ人間を倒さずに探索者が逃げようとした場合は、描写に飛んでください。


描写『ヘビ人間が何かつぶやいたと思ったその瞬間、あたりが不穏な空気に包まれる。
突如どこから現れたか分からない、おぞましい数の蛇が地面を覆い尽くし忌まわしい悪臭が部屋に充満した。
不快なヘビの鳴き声が響き渡ると魔方陣が光を放ち、巨大な人型の蛇が現れた。
探索者を一口で丸のみにしそうなその邪悪な蛇の怪物からは計り知れない悪意を感じるだろう。』


<イグ>マレウスp136
SANチェック
0/1D8
STR31 CON120 SIZ20 INT20 DEX18 
耐久力70
DB +2D6
手や尻尾でつかむ 90% 2D6
噛みつき 95% 1D8+毒
丸のみ つかまれていれば自動成功 2D6 毎ラウンド1D6の窒息と胃酸による1D10
装甲 6ポイントのうろこ


普通に戦えば絶対負けるので、「今すぐ逃げればDEX対抗ロールなしで逃げれます」とか言って逃げるように誘導しましょう。
イグはカードキーを持ってないので、各扉を壊して追ってきます。

もし、イグに毒攻撃をくらった場合は即座に薬剤室で手に入れた<<解毒剤>>を打てば助かる。


【エンディング分岐】
EVまできて、システム監視室に探索者がよらずに逃げようとすると伊藤が「あの怪物をなんとかしないと!俺はシステム監視室に行く!お前は逃げろ!」と言います。
逃げる場合は、伊藤がいないのでヘリでの脱出はできません。
一緒に行く場合は、伊藤は「俺がおとりになる!お前は監視室へ行け!」と言ってイグの前に立ちはだかります。伊藤は1ターン攻撃に耐える必要があります。
もし探索者がおとりになる場合は<目星>に成功すれば廊下に消火器を見つけます。これをイグに向かって出せば1ターン耐えれるでしょう。

システム監視室でパスワードを入力し、自爆装置を押すと「自爆カウントダウン60秒前」と言ってカウントが始まります。


・自爆装置を作動して屋上へ行きヘリにのる。
屋上は50階なので60秒もあれば十分に到達できます。
EVの扉は頑丈なので、イグが扉を破ろうとする大きな音が聞こえますが扉は破られません。
ヘリに乗り伊藤がヘリを操縦しようとすると、どこから現れたのがヘリの中に大量の蛇がわいてきます。
伊藤はヘリが邪魔でうまく操縦できません。蛇を払いのけるなどしてサポートしてあげましょう。
うまくヘリが動き出し上空に浮上すると、ビルの一室が大きな爆発音をたてて爆発します。
するとヘリの中にいた蛇も消えてしまいます。


・自爆装置を作動して1階から逃げる。
1階へは60秒でぎりぎりたどりつけるでしょう。
たどりつくまでにエレベータの中にヘビが湧き、攻撃してきます。
2ラウンドの間蛇の攻撃に耐える必要があります。
ダイスを1D3ふり出た目の数蛇が襲ってきます。

<ヘビ>
噛みつき 30% 1D3*ダイス目で出た蛇の数

1階につくと、ビルの一室が大きな爆発音をたてて爆発します。
するとエレベータの中にいた蛇も消えてしまいます。
ビルの1階から外に出るとゾンビ化した人間がたくさんいるので、探索者は<<死体の粉の創造>>を自分に振っておかないと死にます!


・自爆装置を作動せずに逃げる。
どちらで逃げるにせよ大量のへびが現れて探索者は蛇に攻撃され死にます。


【エンディング・クリアご褒美】

・<<抗体ワクチン>>もしくは<<・抗体ワクチンについて>>の資料を持って脱出する
世界は救われました!
SAN値 1D10の回復
HAPPY END

・<<抗体ワクチン>>もしくは<<・抗体ワクチンについて>>の資料を持たずに脱出する
時間はかかりましたが抗体であるあなたが見つかったため世界は救われました!
SAN値 1D6の回復
NORMAL END

・伊藤を連れて帰る
SAN値 +1D3の回復

・日記を書いた所員を連れて帰る
SAN値 +1D3の回復

・生体実験に使われていた人物を助けて連れて帰る
SAN値 +1D3の回復


【まとめや真相】
探索者は、交通事故にあい3年間意識不明だった。
その間に、琥珀の蛇教団が日本にゾンビウィルスが流行させ日本は半壊滅状態になる。
抗体持ちだった探索者は、琥珀の蛇教団に誘拐され監禁されていた。
ゾンビウィルスに対抗するためには<<抗体ワクチン>>が必要であり、それは抗体を持っている人間の血液から作られる。
抗体ワクチンの情報をもって脱出しよ~!


【読まなくてもいい感想】
ゾンビホラー映画っぽい感じで作りました。
ラスボスが普通に神話生物というあまり私らしくないシナリオ。