【はじめに】
このシナリオは探索者1~4人向けにつくられている。
オリジナル要素を含んでいる。
戦闘ほぼなし。
推定プレイ時間(ボイセ):2~3時間
推奨技能:目星、言いくるめor説得
探索者は栗本 孝平の友人であること。


【シナリオの概略】
魚人の恋のお手伝いしてあげよ~!
「ニンゲンニ、ナリタイ」by魚人


【登場人物】
◆栗本 孝平
明るく、整った顔立ちでマリンスポーツが好き。
基本的にはいいやつだが恋愛が絡むと自分を見失う。
とても面食い。

◆今城 瑠奈
明るい長い茶髪がくるくると巻かれているとても可愛い女の子。
とても我儘で性格も悪いが、APP18という可愛さ故周りから
許してもらい続けてきたため自覚がない。
自分が悪いことをしているという意識が一切ない。


【導入】
舞台は、ぼちぼちの都会『十二死町』という町。
孝平と探索者は友人です。
孝平は、最近ヨットの免許を取り探索者たちと憧れの瑠奈を誘いヨットクルージング行くことになります。
ヨットは孝平の叔父に借りたものです。十二死町の港から出発です。
瑠奈とは、最近孝平が夢中のめちゃくちゃ可愛い女の子です。
ただし、とても我儘で性格が悪いですが、孝平はそんなことは気にせず彼女に夢中です。

瑠奈は探索者たちと初対面で挨拶すると、職業などを尋ね馬鹿にしたような発言をしてきます。
瑠奈は探索者たちに悪い印象がつくようにRPしてください。
例えば、探索者がのAPPが低かった場合は「え、よくそんな顔で生きてられるね~!」と明るく言います。
咎めても「瑠奈、何も悪いことしてないよ~」と返事をします。
また、この時瑠奈の職業を尋ねると「家事手伝い」という嘘をつきます。


【ヨットの転覆】
しばらくは、瑠奈を覗いては楽しいクルージングが続きますが、隣町である官町の沖合に入った時、海が嵐のように大荒れし始めます。

官町について探索者は<知識>ロールに成功すれば失踪者が多く住人も皮膚病のようなものが多く、魚の腐ったような香りがする嫌な町だということを知っていてよい。

あまりの海の荒れように船は転覆し、全員が荒れた海へと放りだされます。
<水泳>ロールを行ってもらい成功すれば、転覆した船へとたどり着いて助かります。
失敗すれば<CON*3>ロールをし、さら失敗すると1D6のダメージを食らいます。
そしてそのまま、気絶し溺れていってしまいます。
このあたりルルブに書いてある処理とちょっと違いますが、何回も<水泳>ロールをやるとテンポが悪くなるのでこの処理推奨です。
どっちみち助かるのでヒヤヒヤ要素です。

孝平と瑠奈は自動で溺れてしまい、探索者が<目星>で探しても見つかりません。


【助かった探索者】
<水泳>ロールに成功し、転覆したボートにつかまっていた探索者はしばらく待つと海の荒れも収まります。
そして通りがかった漁船に救出してもらい、十二死町の港まで送ってもらえます。
もし、探索者全員が助かった場合は、漁船のおじさんが「海に人影が見えて誘導されてこっちに来たんだよ」と言いましょう。
誘導したのは、後に出てくる深きものです。


【溺れた探索者】
<水泳>ロールに失敗し、溺れた探索者は目覚めると十二死町の浜辺で寝そべっています。
孝平と探索者全員助かったようです。
ここで<目星>に成功すると、海の方向に人影がありその人影は探索者に気付くと海の中へもぐってしまいます。
そのまま、その人影は海上へ浮上することはありませんでした。
人影は、後に出てくる深きものです。


【数か月後】
次の場面は転覆事件から数か月後、探索者たちが夜、孝平の家集まり遊んでいるところから始まります。
孝平が探索者たちに下記の話をします。
「最近、なんかずっと見られてる気がするんだよ。
誰かに付けられてるような、家にいても窓から視線を感じたり。
ストーカーってやつかな?
まあ、ストーカーでも瑠奈ちゃんぐらい可愛かったらいいんだけどさ。
でもちょっと不気味なんだよな~。」

この話を聞いた探索者が窓から外に<目星>をし成功すると、
電柱の陰にコートに深い帽子マスクをした人影がじっとこの部屋を見ていることに気付きます。
ただ、探索者の視線に気づくとすぐに逃げます。


【怪物の告白】
しばらくすると、孝平の携帯に瑠奈から着信が入ります。
孝平は、瑠奈に迎えに来て家まで送ってほしいと頼まれた、と嬉しそうに探索者たちに言います。
探索者がストーカーいるなら危ないと止めても孝平は行くと言って出て行ってしまいます。

しかし、孝平が出て行ってから数分後、外から孝平の叫び声が聞こえます。
孝平が叫び声をあげたあたりに探索者が駆け付けるとそこには道の真ん中で尻餅をついて座っている孝平がいます。
そして、孝平の前にはコートを着た怪物が立っています。

<深きもの>
描写『コートを着た人間…、いやその顔は人間ではなかった。
頭部は魚を想像させるその様で目はギョロリと飛び出し瞬きをしていない。
首の左右にはエラのようなものがついており、ぞっとするような風貌をした怪物が立っていた。』


SANチェック
0/1d6
STR17 CON13 SIZ16 INT8 POW10 DEX12
耐久力 15

武器 かぎづめ25% 1d6
装甲 1ポイントの皮膚とうろこ


怪物は手に帽子とマスクを持っており、攻撃する様子はない。
孝平が探索者が駆け付けてくれたことに気付くと、縋りついて怯えながら説明する。
「こ、こいつ急に現れて…俺のことが好きだって言うから、それなら顔を見せてくれって言ったんだよ。
まさか、こんな怪物だなんて。」

そう孝平が言うと、深きものが孝平に向かって「スキ…デス…」と言って近づいてきます。
しかし、孝平は深きものの手を払いのけ「お前みたいな怪物に好かれて嬉しいわけないだろ!気持ち悪いんだよ!」と叫びます。

その言葉を聞くと、深きものはひどく傷ついたような顔をし逃げて行きます。
探索者が追いかけようとしても、孝平が「怖いからここにいてくれ!」と頼みます。
さらに「瑠奈ちゃんを迎えに行くのもついてきてくれ」とも頼んできます。
孝平は、瑠奈を迎えに行くのはやめません。


【瑠奈の送り迎え】
探索者は孝平と一緒に瑠奈の迎えに孝平の車で繁華街に到着します。
瑠奈は予定時刻より30分ほど遅れてやってきますが一切謝りません。
しかし孝平はへらへらしています。そして探索者が助手席に座っていた場合
「どいてくれない?瑠奈ここがいいんだけど~!」と言って後ろに追いやります。
そして「お腹へった~!瑠奈、何か食べた~い!」と孝平に頼むと孝平は、じゃあ居酒屋にでも行こうかと言いみんなでご飯を食べに行くことになってしまいます。

居酒屋「鑑三(かんぞう)」に到着すると、瑠奈はかたっぱしからたくさん注文し始めます。
探索者が止めても、強引に注文します。
そして、運ばれてきた料理を全て一口づつ食べると「もういらな~い。」と言って残します。
会計時も一切財布は出しません。探索者が出すように言っても「なんで?」と言い、孝平自分が払うからと言ってかばいます。


【路地裏の子猫】
居酒屋から出ると一匹のやつれた野良の子猫が瑠奈の足にすり寄ってきます。
しかし、瑠奈は「やだ!新しい靴が汚れる!」と言って子猫を蹴ります。
もし探索者が子猫を助けたいと言ったらDEX*5ロールに成功したら、子猫を助けられたことにしてあげてください。
子猫は、どちらにせよ驚き慌ててすぐそこの路地裏へ逃げて行きます。

もし探索者が路地裏の方へ向かうなら、路地裏には数匹のお腹を空かせた子猫たちがいます。
すると一匹の子猫が何かに気付いたように、探索者とは反対の方向へと走り出します。
そこには、先ほどのコートを着た深きものが餌を持ってやってこようとしていました。
しかし、探索者がそこにいることに気付くと深きものは餌をその場に置いて逃げて行きます。


【深きものと探索者の接触】
それから数日間は、なにごともなく過ぎます。
しかし、ある日探索者の家に昼ごろ瑠奈が訪問します。
代表でもいいですし、探索者同士で集まっている時にやってきたことにしてもいいです。
ですが、瑠奈は瑠奈ではなく深きものでした。
「ワタシハ ルナサンジャ ナイデス。
センジツ アナタタチノ前ニ アラワレタ 怪物デス。
"マジョ"ニ 頼ンデ コノ姿ニシテモラッタノデス。
コノ姿ナラ 彼ニ愛サレル。
オ願イガ アリマス。2日ダケ 彼ト 一緒ニイタイ。
2日ダケ 本物ノ 瑠奈サンガ 彼ノ家ニ来ナイヨウニ シテ欲シイノデス。」

Q.あなたの名前は?
A.キョーコと言います。
Q.魔女とは?
A.深きものの町に住んでいる魔女と呼ばれる存在。
人間だが、たくさんの呪文を知っている。
Q.どこの町から来た?
A.十二死町の隣町にある官町という町。
私たち深きものが住んでいる。
私たちは戸籍もない存在。
Q.官町に行く
A.とても危険な町だから行かない方がいい。生きては帰れない。
私は町で変わり者だと言って嫌われている。
あなたたちを守れない。
Q.どうやってその姿に?
A.魔女に<似姿の利用>という呪文をかけてもらった。
3日間だけ瑠奈の姿でいられる。
ただし、昨日は体中が痛くて動けなかった。
あと2日間だけしかない。
Q.転覆事故の時助けてくれたのは、お前か?
A.そう。あの時孝平さんを見て一目ぼれした。
Q.孝平のどこが好きなの?
A.優しいところとか何もかもが好き。全てを愛してしまった。
Q.なんで自分たちに頼む?
A.あなたたちしか知っている人間がいない。
ずうずうしいと分かっているがお願いします。

もし、探索者が転覆事故の時に助けてくれたのは、この深きものだと気付いてなかった場合<アイデア>に成功したら気付くことにしましょう。
また、深きものはお礼として海の底で集めたものですと言って真珠のネックレスを探索者に渡します。

探索者がOKすると、彼女はとても喜ぶ。
そしてその足で孝平の家へと向かっていきます。

しかし、一枚のメモのようなものを落としていく。
それは<似姿の利用>について書かれたメモだった。

<似姿の利用>の呪文について ルルブp275(オリジナル要素含)
「この呪文は、対象の人間の姿を借りることができる。
ただし3日間以内に、対象の人間の体全てを食べることができなければ泡になって消えてしまう。
さらに、3日間は身体のどこかに傷を負った場合も、一時的に元の姿に戻ってしまう。
対象の人間の体全てを食べた場合は、傷を負った場合も戻ることなくその姿が定着する。」

もし、探索者がこのことについて深きものに問い詰めた場合、
そこに書いていることは真実だけど絶対瑠奈さんを殺したりしないと言う。


---ポイント--------------------
瑠奈の探索の前に、探索者たちは瑠奈と孝平が連絡が取れないように孝平の携帯を取り上げようとするかもしれません。
そうなると、孝平が瑠奈に連絡するというイベントが起きなくなってしまいます。
なるべくそうならないようにキーパリングして欲しいですが、もし携帯を取られてしまった場合は、孝平は瑠奈の携帯番号が書かれたメモを大事に持っていたことにして、外の公衆電話から瑠奈に連絡させましょう。

また、探索者は『魔女』に会いにいこうとするかもしれませんが、官町はインスマスをイメージした町なので危険だということを伝えて行かないように誘導してください。行っても意味ないです。


【瑠奈の捜索】
探索者は瑠奈の携帯番号をクルージングの時に交換しておいたことにしてもよい。
また、瑠奈の実家も孝平と一緒に送り迎えしていれば知っていてもよいです。

瑠奈の携帯に電話しても、何度電話をかけてもなぜか繋がらない。
孝平に瑠奈の職場など聞いてもいいが、孝平は職場についてはOLということしか知らない。


【瑠奈の実家】
瑠奈は実家住まいで、きれいな一軒家に住んでいる。
チャイムを鳴らすと、とてもきれいでのんびりでにこにこした母親が出てくる。
母親は、簡単に探索者を家に上げ情報を提供してくれる。

Q.瑠奈はどこにいった?
A.瑠奈は、今会社の研修に行ってるのよ。
3日ほど本社の方にお泊りで会社のみなさんでお勉強するんですって。
Q.本社ってどこにあるの?
A.あら、どこにあるんだったかしら~?
詳しく聞いてないわ~。
Q.瑠奈の会社はなんてとこ?
A.えーっと、なんだったかしら?
あ、そうそう瑠奈の名刺があるわよ~。

名刺には、会社の名前や住所電話番号なども記載されています。
会社の名前は「株式会社 My Dum」と書かれています。
その名刺を暴力団関係の職業の探索者が見た場合<知識>ロールを振ることができます。
もし成功すれば、その会社はキャバ嬢や風俗嬢が親にアリバイ工作するためのダミー会社であることを知っています。
また、そのダミー会社を利用しているキャバクラも知っていてよいです。
キャバクラの名前は「Club Ocean」です。


【株式会社 My Dum】
瑠奈の会社に電話しても、ずっと着信音がなっているだけで繋がりません。
また、会社の住所の場所に訪問すると雑居ビルの1室のようですが、誰もいないようです。
窓から会社の中の様子を<目星>などで観察すると、オフィスには机などもなく空っぽです。
雑居ビルの看板には小さく「テナント募集中!」と書かれており電話番号も記載されています。
その電話番号に電話すると雑居ビルのオーナーに繋がります。
名刺の住所に書かれたオフィスには、どのようなテナントが入っているのか聞くと
始めは個人情報だからと言って教えてもらえませんが探索者がいい感じのRPをするか<言いくるめ>or<説得>に成功すると
その会社はキャバ嬢や風俗嬢が親にアリバイ工作するためのダミー会社であることを教えてくれます。
また、そのダミー会社を利用しているキャバクラも教えてくれます。
キャバクラの名前は「Club Ocean」です。


【Club Ocean】
Club Oceanは夜20時から営業開始です。
探索者は、Club Oceanで働く女の子から情報を聞き出す必要があります。
客としてClub Oceanに行ってもよいですが、1席5万のチャージ料をとられます。
女の子を待ち伏せして声をかけてもいいですが、警戒されるので<言いくるめ>の技能などが必要でしょう。
女の子に瑠奈の特徴などを話すと「ここで働いている女の子だよ。」と教えてくれる。
瑠奈は性格の悪さからここでも、あまり好かれていない。
ただし、瑠奈が今どこにいるかと尋ねても女の子は言葉を濁してしまう。

<言いくるめ>や<説得>は-40%の補正で振れる。
失敗すると、断られるが
「それを言っちゃうと、クビになっちゃうかもだし。
それなりの見返りがなくちゃ言えないな…。」
と提案してくる。

何か技能を使って彼女を楽しませるか、金額の高いプレゼントをすると彼女は教えてくれる。
「実は、あの子うちの店長とできてるんだよね。
店長あの子にゾッコンで。今、店長と2人でハワイ旅行行ってるみたい。
確か明日の16時着の飛行機で帰ってくるって言ってたよ。」

帰ってくる予定の空港の場所も教えてくれます。


【その日の夜】
その日の夜に孝平からメールで連絡がきます。
「おい!瑠奈ちゃんが俺のこと好きなんだってよ!!!
今日家に来て告白されたんだよ!!
すげーよ!!最高にうれしいよ!
今、彼女俺のために料理作ってくれてる!幸せだ!!」

孝平は全く疑ってません。あほなのです。


【空港】
夕方、空港で見張り<目星>に成功すると、瑠奈と明らかに堅気ではなさそうなおっさん(店長)が腕を組んで出てきます。
<目星>に失敗した場合は見つけられずそのまま【瑠奈が見つからなかった場合】の項目に行きます。
もし、探索者がClub Oceanで店長の車種などを確認し駐車場などで待ち伏せしていた場合は、<目星>技能なしで見つけたことにしてもかまいません。
店長は黒塗りベンツで空港の駐車場に止めていて、車で瑠奈を家まで送るつもりです。
見つけた場合は、瑠奈に声をかけると思いますが店長が「なんだお前らは?」と言っていちゃもんをつけてきます。
探索者は瑠奈を連れて行くために、店長に<言いくるめ>を使う必要があります。
暴力団関係で、それなりに権力のある探索者の場合、名乗ると店長は急にへこへこ頭を下げて瑠奈を差し出します。

瑠奈は「疲れているのに」とぷんぷんしながらも探索者についてきます。


【瑠奈が見つかった場合】
瑠奈を見つけたすぐあとに、探索者に孝平から電話がかかってきます。
「うわあああああ!!助けてくれ!!瑠奈ちゃんが、か、怪物になった!!
どういうことだよこれ!?た、たすけてくれ!すぐに俺の家まで来てくれ!」
と叫び声が聞こえるとすぐに切れます。
探索者は、すぐに孝平の家まで行くと思いますが瑠奈もその電話から漏れた声が聞こえて一緒に行くといいます。
さらに、すぐあと瑠奈の携帯にも孝平から電話がかかってきてもしとるなら
「瑠奈ちゃんだよな??本物の瑠奈ちゃんだよな??じゃあ目の前にいるこいつはなんなんだよ!!」
と言ってまたすぐに切れます。
孝平はかなり錯乱している様子です。

瑠奈は、絶対に自分も孝平の家に行くと言い張ります。
これは<言いくるめ>や<説得>などは-40%の補正がつきます。
瑠奈をどうしても連れていきたくない場合は瑠奈を気絶、監禁などする方法や
それ以外に探索者がいい方法を思いつけば採用していいと思います。
ただ、【瑠奈を連れてく場合】の方がクライマックスとして楽しめるかな?と思うので
なるべくそのルートに行くよう、深きものが「瑠奈さんにも謝りたい。」など言って探索者に瑠奈を
連れてくるように頼むことにして全員集合するようにしましょう。

瑠奈を連れていく場合→【瑠奈を連れてく場合】
瑠奈を連れていかない場合→【瑠奈を連れていかない場合】


【瑠奈が見つからなかった場合】
16時過ぎごろに、探索者に孝平から電話がかかってきます。
「うわあああああ!!助けてくれ!!瑠奈ちゃんが、か、怪物になった!!
どういうことだよこれ!?た、たすけてくれ!すぐに俺の家まで来てくれ!」
と叫び声が聞こえるとすぐに切れます。

この後すぐに瑠奈にも孝平から連絡が来て、瑠奈は孝平の家に向かうことになりますが
探索者に止める術はありません。

この場合は、先に瑠奈が孝平の家についています。

【瑠奈を連れてく場合】


【瑠奈を連れてく場合】
探索者と瑠奈が孝平の家に入るとそこには、深きものと孝平がいました。
孝平は、部屋の隅の方で怯えていましたが、探索者たちが入ってくるのを見ると縋りつき説明します。
「こ、こいつはさっきまで瑠奈ちゃんだったんだ…。
けど、俺が熱いコーヒーを瑠奈ちゃんにかけちまって、そしたら急に怪物になったんだ!
瑠奈ちゃんはそこにいるし…どういうことだよ!?!」
そういうと、深きものは経緯や自分の存在全て話して謝ります。
全て話し終わるころには、瑠奈がわなわなとふるえます。
「じゃあ、あんた勝手に私の姿をぱくったってわけ??
泥棒じゃん!気持ち悪い怪物のうえに、泥棒なの!?
どうしてあんたみたいなのがいるの!?ねえ、孝平!こいつを殺してよ!
こんな怪物の泥棒殺したら正義のヒーローだよ!ねえ!殺して」

そういわれると、孝平は立ちあがり、キッチンから包丁を持ち出します。


そのまま孝平が殺すのを見守る→<エンディングC:醜い正義のヒーロー>へ
止める→孝平は錯乱している状態なので<精神分析>などで孝平を正気に戻すと孝平は包丁を話します。
もしくは、探索者全員で押さえつけるなどすると、孝平は包丁を手放します。

それを見ると、瑠奈は「あんた本当に役立たずね。帰る。」と言って興味を失ったように家に帰ってしまいます。

【選択】


【瑠奈を連れていかない場合】
探索者と瑠奈が孝平の家に入るとそこには、深きものと孝平がいました。
孝平は、部屋の隅の方で怯えていましたが、探索者たちが入ってくるのを見ると縋りつき説明します。
「こ、こいつはさっきまで瑠奈ちゃんだったんだ…。
けど、俺が熱いコーヒーを瑠奈ちゃんにかけちまって、そしたら急に怪物になったんだ!
瑠奈ちゃんはそこにいるし…どういうことだよ!?!」
そういうと、深きものは経緯や自分の存在全て話して謝ります。
全て話終わると、孝平は唖然としています。

【選択】


【選択】
少し落ち着くと、深きものは
「アト1~2時間デ マタ ルナサンノ姿ニモドリマス。
私ハ 怪物デス。
デモ アナタト 最後ノトキヲ 過ゴシタイ。
今日ノ 0時マデ 一緒ニイテクレマセンカ?」
と孝平に頼みます。孝平は「瑠奈ちゃんの姿なら…。」と言って受け入れます。

0時までに探索者は選択しなければなりません。
"怪物"の心を持った人間を生かすか、"人間"の心を持った怪物を生かすかを。

瑠奈を殺し深きものに食べさせる→【"人間"の心を持った怪物】
そのまま深きものが死ぬのを見守る→<エンディングB:泡になった人魚>へ


---ポイント--------------------
探索者は、孝平の『面食い』をやめさせようと<言いくるめ>や<説得>を振りたがるかもしれませんが、孝平の『面食い』はもう性癖であり、<言いくるめ>や<説得>は自動失敗になります。
どうしても…ということでしたら、瑠奈を追いかけることを止めるための<説得>なら成功させてもいいと思います。
ただ、孝平を説得したところで深きものが助かる術は、瑠奈を食べさせることしかありません。


【"人間"の心を持った怪物】
もし、探索者が深きものを生かすことを選択した場合、瑠奈を殺さなければなりません。
ただし、遺体は深きものが食べてなくなるので、誰かに殺す現場を見られない限り捕まることはありません。
瑠奈を<言いくるめ>などで呼び出し、誰にも見られないところで殺害します。
瑠奈の遺体を持って、深きものに食べさせる。
ここは戦闘処理してもしなくてもどちらでもいいです。
ただ瑠奈は普通に弱いですし、襲いかかればあっさり殺せるでしょう。
瑠奈は死ぬ前「いい子になるから、殺さないでお願い。」と泣きながら言わせると楽しいかもしれません。

深きものは、始めはそんなことできないと言いますが、もうすでに瑠奈は死んでいることなどを踏まえRPすれば納得し、探索者に非礼の言葉と感謝の言葉を述べると食べ始めます。

孝平にはそのことを伝えても伝えなくてもどちらでもいいでしょう。
彼は顔さえよければ、誰でも受け入れるからです。

<エンディングA:二人はいつまでも幸せに>へ


【エンディング】
<エンディングA:二人はいつまでも幸せに>
瑠奈となった深きものは、時折罪悪感に苦しんでいるようでしたが、探索者に死ぬまで感謝し続けました。
両親や友人から「性格が変わった。とても良い子になった。」と言われ友人も増え、2人は結婚し、やがて可愛い女の子を産みました。瑠奈と孝平はいつまでも幸せに暮らしました。


<エンディングB:泡になった人魚>
0時になると深きものは泡になって死んでしまいます。
泡の上に残されたのは1通の手紙。それは、探索者と孝平に向けられたものでした。
「こうへいさん、私といっしょにいてくれてありがとう。
ひとりぼっちの私は、あなたとすごした時間が人生でいちばんしあわせでした。
次に生まれてくるときは、人間になりたい。
人間になって、またあなたと会いたいです。
○○さん、○○さん、(探索者の名前入れてね)
こんな怪物の私のおねがいを聞いてくださってありがとうございます。
やさしくしてくれて、ありがとう。
何もお礼ができずに死んでいく私でごめんなさい。
あなたたちに幸せが訪れますように。」


<エンディングC:醜い正義のヒーロー>
深きものを殺すと瑠奈と孝平は大喜びします。
「俺は正義の味方だ!!やったんだ!」
彼は、泥棒の怪物を殺し正義の味方になりました。
この世から、深きものが1匹消え、世界はもしかしたら平和になったのかもしれません。


【クリアご褒美】
クリア条件は瑠奈の居場所をつきとめることです。
選択やエンディングの結果はSAN回復に影響しません。
SAN値1d6の回復


【まとめや真相】
深きものは、嵐の日探索者たちと孝平を瑠奈を助けた。
その時に孝平のことを好きになってしまいとうとう告白する。
だが「気持ち悪い怪物」として振られ、思いつめた彼女は魔女に頼み3日日だけ人間にしてもらった。
3日以内に瑠奈を食べないと、泡になって消えてしまう。
深きものは死ぬ覚悟で最後の時を孝平と過ごす決意をし、探索者たちに瑠奈を近づかないようにしてと頼みにくる。
瑠奈は親に内緒でキャバクラで勤めており、店長とハワイ旅行中だった。
生きのこるのは瑠奈か深きものどちらかだけである。


【読まなくてもいい感想】
「苦渋の決断をしなくてはならない甘酸っぱく切ない話」というリクエストをいただき、つくりました。
甘酸っぱいが行方不明になってしまいました。